てんかんと思われる気絶ならばすぐに専門医へ

2019年08月23日

てんかんが発症する原因はまだ未解明の部分が多くなっています。
この病気の発作は神経細胞が集団で興奮状態になってしまい、その状態が持続して痙攣や気絶、意識障害などいろいろな症状が出現してくる状態を指しています。
この神経細胞が興奮状態になってしまうメカニズムはまだわからないことが多くなっていますが、興奮状態になる原因となっている病気が発見できるときにはそれを基礎疾患と呼んでいます。

この病気は一般的に特発性のものが多く、MRIなどの検査で脳の中に明らかに異常を認めないものを指します。
ですが脳腫瘍や脳の奇形、外傷や脳の血管の分布の異常、脳梗塞や脳出血によって発症することもあります。
これらのてんかんを引き起こしている病気を基礎疾患といいます。

小さいころには先天性のものが多く、年齢とともに脳血管障害によるものが多くなってきています。
特に高齢になってくると認知症によっててんかんの合併が増えてきているのが特徴になっています。
近年はてんかんに関する遺伝子が多くわかっては来ていますが、遺伝で発病する病気ではありません。

突然に気絶を伴う意識の障害があって、てんかんの発作かもと思われる症状があってもすぐにてんかんと診断がつくわけではありません。
この病気を発症しているのだとすればどんなタイプのてんかんなのかを、専門の医師が診断して適切な治療を行っていかなければなりません。
適切な治療を行っていくためには発作の様子の詳しい分析が必要になってきます。
本人は自分の症状がよくわからないことが多くありその場にいた人の見守りや、観察が治療を行っていくうえでとても重要になってきます。
発作ではないかという症状が出始めたら、動画を撮影しておくのも適切な治療を行うのに有効な手段になります。