脳挫傷によるてんかんとデパケンという薬

2019年09月20日

てんかんというのは大脳に異常な興奮が起こることでけいれんや失神を起こしてしまう病気です。
これは年齢や性別に関係なく発症しますが年齢によって特徴があります。

てんかんを発症する人数は100万人近くいるとも言われ比較的多いのです。
その大半が3歳未満の乳児期に発症するもので、突然身体がけいれんするといった症状をくりかえしますが、年齢とともに治癒する確率も高いという特徴があります。

一方で成人になってから発症するてんかんがありますが、これらは失神やけいれんといった発作を起こしその症状も重いことが多いのです。
原因としては脳挫傷や頭への強い衝撃などで怪我をして後から発症することがあり、また脳炎や脳梗塞などいずれも脳に障害があり発症してしまうのです。
脳挫傷など脳に傷があるような場合は自然にはなおりません。手術が必要になります。

てんかんの発作は突然起こります。
そのきっかけがわからないものが多いのですが脳になんらかの刺激が伝わることで起こるため、テレビを見ている時に発作を起こすこともあれば歩いていて突然起こすこともあります。
治療が難しい場合はクスリによって発作を抑える方法となります。
デパケンというクスリは脳の異常な興奮を抑える働きがあり、飲み続けることで発作を抑えるという方法です。
デパケンは血中濃度を維持することが必要となりますが、睡眠不足や疲れ、ストレスなどによって体調を崩してしまうと発作を起こすこともあります。

このように乳児期のてんかんは治癒する確率も高いのですが脳挫傷などによるてんかんの場合は治癒することは難しくなります。
基本的にはクスリによる治療を続けて発作をコントロールする方法となります。