Month: August 2019
てんかんと思われる気絶ならばすぐに専門医へ

てんかんが発症する原因はまだ未解明の部分が多くなっています。 この病気の発作は神経細胞が集団で興奮状態になってしまい、その状態が持続して痙攣や気絶、意識障害などいろいろな症状が出現してくる状態を指しています。 この神経細胞が興奮状態になってしまうメカニズムはまだわからないことが多くなっていますが、興奮状態になる原因となっている病気が発見できるときにはそれを基礎疾患と呼んでいます。 この病気は一般的に特発性のものが多く、MRIなどの検査で脳の中に明らかに異常を認めないものを指します。 ですが脳腫瘍や脳の奇形、外傷や脳の血管の分布の異常、脳梗塞や脳出血によって発症することもあります。 これらのてんかんを引き起こしている病気を基礎疾患といいます。 小さいころには先天性のものが多く、年齢とともに脳血管障害によるものが多くなってきています。 特に高齢になってくると認知症によっててんかんの合併が増えてきているのが特徴になっています。 近年はてんかんに関する遺伝子が多くわかっては来ていますが、遺伝で発病する病気ではありません。 突然に気絶を伴う意識の障害があって、てんかんの発作かもと思われる症状があってもすぐにてんかんと診断がつくわけではありません。 この病気を発症しているのだとすればどんなタイプのてんかんなのかを、専門の医師が診断して適切な治療を行っていかなければなりません。 適切な治療を行っていくためには発作の様子の詳しい分析が必要になってきます。 本人は自分の症状がよくわからないことが多くありその場にいた人の見守りや、観察が治療を行っていくうえでとても重要になってきます。 発作ではないかという症状が出始めたら、動画を撮影しておくのも適切な治療を行うのに有効な手段になります。

2019年08月23日
てんかんとスポーツ、生活保護や年金受給に関して

てんかんは突発的に症状が現れる可能性があり、一昔前はスポーツの最中に発作が生じると危険なことから、運動が制限されることがありました。 しかし現在は、スポーツを行うことで心地よい緊張感や、楽しく身体を動かす行為に発作を抑える効果があることが知られ、適度なスポーツは制限されることが少なくなっています。 しかし、頻繁にてんかん発作が起こるような場合や、てんかんがコントロールされていない状況では制限されるので注意して下さい。 また、水泳やスキー、自転車やボルタリングなど、スポーツ中に発作が起きると危険なスポーツは安全性が確保されていない限り避けるべきです。 てんかんが原因で十分に働くことができず、収入が減り生活を送るのが困難になってしまった場合、生活保護や生活を支える各種の制度を利用することが可能です。 生活保護とは、人間として健康で文化的な最低限度の生活を送り、その自立を助けることを目的として用意された制度です。 預貯金や不動産など、すべてを活用しても生活に困窮する人は、その程度に応じて必要な保護を受けられます。 生活保護を利用するためには、住んでいる場所の福祉事務所にある生活保護担当に相談しましょう。 また、かかりつけの医療機関に精神保健福祉士がいたり、医療福祉相談室がある場合は、そこでも相談することができます。 生活保護のほかに、障害基礎年金・障害厚生年金・障害共済年金などの年金受給制度もあります。 いくつかの種類がありますが、これは初診日にどの年金制度の被保険者だったかによって違ってきます。 これらの年金を受給するには、初診日に各種の年金制度に加入していることと、障害基礎年金は障害等級1級から2級、障害厚生年金・障害共済年金ならば障害等級1級から3級の認定を受けている必要があります。

2019年08月08日